今回はサラリーマンながらに本業と副業で年収5000万円を達成した
副業サラリーマンmotoさんの「転職と副業のかけ算」を読んで
現代の新しい働き方との向き合い方についてまとめてみました。
この本は高学歴、大企業入社のエリートではなく
短大卒 年収240万円のホームセンターの社員から
30代前半迄に5回の転職で6社を経験したサラリーマンmotoさんが
6社目にして本業1000万+副業4000万で年収5000万円迄登りつめた具体的な行動についてまとめてあります。
なので誰が読んでも自分の身に置き換えて考えれるんじゃないかと感じました。
彼は現在、広告ベンチャー企業の営業部長をして年収1000万+
自身の経験を元にした転職系のブログ運営で年収4000万を稼いでいます。
著者サラリーマンmotoさんによると大切なポイントは
転職に関して
「軸ずらし転職」
副業に関して
「サラリーマンである資産を活用」
を重視することです。
まず「軸ずらし転職」について
年収をあげる為に転職をするのであれば
業界か職種、どちらかの軸をずらして転職することが大切ということです。
ポイント
年収とは業界+職種で決まります。
業界とは金融業界、 IT業界、旅行業界などどこの市場での仕事か
職種とは営業、経理、広告などにどんな仕事をするのか
著者のオススメは
職種はそのままで業界をずらすということ。
例えば元々
金融+営業であるならば転職の際は
業界→IT
職種→営業
などにすることによって年収をあげることが理想です。
逆に業界も職種を変えない転職はさほど年収にも変化がなくなります。
そして業界も職種も変えてしまった場合は1からのスタートになり自分が培った経験が全く役に立たなくなります。
業界と職種のどちらからをずらし続けることが年収をあげるキーポントです。
現代においてサラリーマンの安定の定義が変化してきている。
大企業の役員を目指すより
著者のmotoさんのように
転職と副業を掛け合わせた生き方が安定な時代。
新卒で入った会社で定年迄働こうと考えても
今や日本のトップのトヨタですら
社長自ら終身雇用の難しさを明確に言っています。
会社に必死にコミットし続けてもいつクビになるかわからない状況を続けるのであれば
副業を武器にし自らのスキルを持って
いつでも転職出来るスキルを持っていた方が当然有利に働きます。
motoさんはサラリーマンとして得た知見をブログにまとめて
転職に悩むサラリーマンに発信しています。
これは「サラリーマンである資産を活用」していることになります。
サラリーマンとしての武器を持ちつつ
副業で資産を形成していくのが副業時代の新しい安定に繋がることになります。